放射線(宇宙線)のおかげで人類は二本足歩行になった
CNNニュースからの記事です
2019.05.30 Thu posted at 14:42 JST
人類祖先の直立歩行、きっかけは恒星の爆発? 落雷増加で森消滅か
現生人類の祖先が樹上生活から直立歩行に移行したのは、恒星の爆発がきっかけとなった可能性がある――。そんな研究結果がこのほど発表された。
これによると、爆発により大量の宇宙エネルギーが地球の大気に注いだ結果、落雷が増加した可能性がある。落雷で相次ぐ山火事が発生し、木に覆われていた森は開けた草原に変わったとみられている。
超新星爆発がピークを迎えたのは260万年前だが、早くも800万年前には宇宙エネルギーが地球に降り注いでいた。
こうした宇宙エネルギーの放出により、大量の電子が流入した下層大気は帯電した。研究者によると、これが引き金となって雲から地上への落雷が増加し、世界中で森林火災が起きた可能性があるという。
今回の研究結果は27日の「ジャーナル・オブ・ジオロジー」に発表された。
論文の執筆に当たったカンザス大学名誉教授のアドリアン・メロット氏は「この出来事の前から既に、ホミニンによる2足歩行の傾向は一部で存在していたと考えられている」としつつも、「草原での生活に移行してからは、木から木へと草地を歩いて移動しなければならない場面が増え、直立歩行が上達した」と指摘する。
こうした超新星爆発の証拠は海底の鉄鉱床の形で残されており、鉄鉱床の分析により爆発の年代や起源の特定が可能になる。
山火事の広がりの証拠としても、超新星爆発と同時期の土壌から炭素堆積(たいせき)物が見つかっている。
記事によると、超新星爆発が増える→宇宙線(放射線)が増える→地球に降り注ぐ放射線(電子)が増える→雲が増える→落雷が増える→森林火災が増える→樹上生活が出来なくなる→地上での生活を強いられる→二本足歩行
なんともすごい論法なのですが、案外人類の繁栄なんていうのはこんな偶然の積み重ねなのかもしれません、もしかしたら、超新星爆発なし→宇宙線減少→雲減少→雨減少→樹木減少→樹上生活できなくなる→二本足歩行だったかもしれません。
二本足歩行の原因は超新星爆発かもしれませんし、影響がどれほどのものかはよくわかりませんが、宇宙線が地球環境に影響を与えることは間違いなさそうです。
昨年3月に「自然放射線が増加中」との記事を書きましたが、昨今の水害の多さは宇宙線により雲の増加も影響しているのかもしれません、ノアの箱舟の時代の宇宙線の量が特定できる日がくるのもそう遠くないかもしれませんね。