ガイガーカウンター購入しました
ガイガーカウンター購入しました、と言ってもキットなので自分で作成しなければなりません、値段も5800円とお手頃でした。
完成したら、こんな感じです。
こんな感じで届きます。
それではカンタンにGM計数管について。
ガイガー・ミューラー計数管は、ドイツのハンス・ガイガーとヴァルター・ミュラーが1928年に開発した計数管であり、完成からすでに80年以上もの年月が経過している。しかし現在でも使われ続けていることから、原理的に完璧なものといわれています。ガイガー・ミューラー管を搭載したガイガーカウンターは原子力開発の歴史には欠かせないものであり、1942年にアメリカのシカゴ大学でノーベル物理学者エンリコ・フェルミが史上初めて原子核分裂の連鎖反応制御に成功したときも現場で使われていました。
測定する原理は、不活性ガスで満たされた管の中心にある電極で、高い電圧がかけられ。この状態の管の中に放射線が飛び込むと、パルス電流が流れるので、それを測定する。
原理的にはサイズの大きいほうが平均的に放射線をつかまえることができ、測定値が安定しやすい。事実、サイズの大きなガイガー・ミューラー管を搭載したロシア製やウクライナ製の製品は安定した結果をだしているみたいです。
今回のキットのGM管です、ロシア製らしい
ただ、大きさが検出性能のすべてを決めるかというと、そうともいいきれません。なにしろなかには第二次世界大戦の遺物ともいえる古いガイガー・ミューラー管を搭載した製品もある。とはいえ、搭載しているガイガー・ミューラー管の型番や仕様を公開しているメーカーは少なく、性能を比較するには実際に製品をテストしてみるしかないみたいです。
ガイガーカウンターはどこに設置すればいい?
基本的には電源を入れると即、測定が始まり、測定値が安定するのを待てば計測できます。自然環境にも放射線は常に存在するので、よほどおおざっぱな仕様の製品でないかぎり、数値が0μSv/h(1時間あたりの放射線量)になることはない。屋外では0.05~0.16μSv/hあたりになると思われます。
β線は厚さ1センチくらいのアルミ板や3ミリくらいの銅版、鉛版で防ぐことができ、γ線は厚さ10センチくらいのアルミ板や2センチくらいの鉛版で半分くらいは防ぐことができる。コンクリートでも当然遮断されます。幾重にも遮断されれば、放射線が弱まるので。ウンターを1台だけ導入するとすれば。地下の奥の部屋などに置いていたのでは危険を察知するのが遅れてしまいます。よいのは地上階の窓際ですが。防水仕様になっていれば屋外に設置するのがベストでしょう、設置場所には十分配慮し、1分1秒でも早く放射線の危機から逃れられるようにするのが良いと思います。
完成したらまた報告します。
弊社の電離箱サーベイメーターとの比較が楽しみです。