もしも原爆が東京に落ちたら
もしも、広島型原爆が東京にて爆発した場合の被害状況の地図です。
広島の場合、高度600mにて核分裂爆発を起こしました、その高度がもっと高ければ熱線や爆風の威力は小さくなっていたはずですが、被害の範囲は広がっていたはずです。
また、高度が低ければ狭い範囲で、強い熱線と爆風が起こったはずです、火球が地上に接した場合クレーターが出来ていた事も考えられます。
図をみると、完全に破壊される範囲内では、熱線と爆風の被害が大きく、地下にいなければ助からないと思われます、赤線の建築物などが燃える範囲では熱線と爆風の直接の被害は少ないと思われます、爆風で窓が割れる範囲では、建物の大きな被害を受けないかもしれませんが、降り注ぐ放射性物質に注意が必要です。
まとめると、
完全に破壊される範囲内:熱線と爆風により直接被害を受ける、爆発時に地下にいないと助からない
建築物などが燃える範囲内:熱線と爆風による直接の被害は少ないが、火災と放射性物質から早急に避難すべき
爆風で窓が割れる範囲内:落下する放射性物質から身を守るために地下に逃げるか、風向きから90度方向に避難
爆風で窓が割れる範囲外:風下で放射性物質が及ぶ場合は風向きから90度方向に避難
となると思われます。
あくまでも想定なので、原爆の威力や、爆発する高度により被害状況は変わっていくとの認識は必要です。
ついでに、旧ソ連の水爆が東京に落ちた場合の想定図も添付しておきます。
ものすごい、被害が予想されます。
北朝鮮の報道で水爆実験に成功して拍手している映像を見ると、心配になってきます。
核戦争が起こらないことを願います。