ガーナでレントゲン(5)
村の生き物(1)
今から20年以上前、青年海外協力隊としてガーナに行った時の話です。
幹線道路沿いにある村ですが、少し入ればジャングルでした。
村を歩いていると、ヤギが普通に歩いています。たまにケンカしてました、結構な迫力です。
ヤギは、自由に歩き回っていますが、ちゃんと持ち主がいてエサを与えていました、幸せなヤギたちです。
生きているうちは幸せかもしれませんがヤギは家畜なので食べていました、奥がヤギです、手前はネズミの一種で現地では「グラスカタ」と呼んでました。
グラスカタは癖もなくおいしかったです。
村の食堂でご飯を食べていると、現地のハンターが獲物を買ってくれと持ってきます。
モモンガ?ムササビ?を購入しました。
食堂の人に調理してもらい食べましたが、筋ばっかりでした。
犬や猫もいましたが、なんとなく日本の犬猫とは違う感じでした。犬猫も外人だった。
ニワトリもその辺を歩き回ってましたが、持ち主に頼むと調理して食べさせてくれます。
かなりワイルドでしたが、値段を吹っ掛けるような事はなく(後で病院職員に聞いたところ)、良心的な価格でした。
ジャングルの中の川には魚がいるとの事で、近所の少年と魚釣りに行きました。竿は現地調達です。 エサもその辺のミミズです。
あっと言う間に釣れました。
少年たちは、釣りながら泳ぎます。
現地では、市場はあったのですが、スーパーマーケットは無く、大型の冷蔵庫は見ませんでした、あっても電気事情が悪く、停電が多いため、肉や魚の長期保存は無理でした、そのため動物性のタンパク質は現地の人には貴重だったはずです。
地元のひとに伝えておけば、今日は豚をつぶすよ、と病院に教えに来てくれます。
買いに行けば、好きな部位を切り分けてくれます。宿舎で料理して食べてました、豚肉はごちそうだったので、食べれる日は幸せでした。