ガーナでレントゲン(4)

地域の人の暮らし

今から20年以上前に、青年海外協力隊としてガーナに行った時の話です。

セフィ・アサフォという町の病院に勤務していました。

ジャングルの中に病院と教会と少し離れた小学校、地域には銀行はおろか公衆電話もありませんでした。

今回は、地域の人の暮らしぶりを紹介します。

メインの道路から入った道です、昔は舗装されていたらしいのですが、その面影はありません。

地域の人達はこんな感じの家に住んでました。

通りからはずれると、このような感じの家になります、雨(スコール)が激しいので、水が流れる溝が方々にあります。

雨が降ればこんな感じです、家の前が川みたいになります。

大多数の住民は農業を営んでおり、ジャングルの中の畑に通います。

一輪車やリヤカーなどは使わずに、何でも頭にのせて運びます。

ものすごいバランス感覚です。

子供たちも、結構な重さのものを運びます。

カカオの木です。現金収入はカカオから得ている人が多いとの事でした、カカオは国が買い取ってくれます、カカオの実が幹から直接実っているのには驚きました。

天日に干して乾かします。

ジャングルの中には水田もあり、ガーナ人もお米を食べていました。

食事の支度の様子です、ガーナの主食 フーフーを作っています。

子供たちの手伝う姿はよく目にしました。

町を歩いていると、よく声をかけられました、手伝えと言われて、収穫の手伝いをいるところです。

町の人たちは、立派な家に住んでいるわけでもないし、きれいな服をきているわけでもなく、裕福なくらしはしていないのですが、町を歩けば、「飯を食べていけ」と声をかけられる事がよくありました、ボランティアに来ているはずなのに、逆に温かい気持ちをもらったような感じがしたものです。

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